髪のお悩み相談
- 2017.02.08最近「抜け毛」「短い毛が増えてきた」「ニオイ」が気になる
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体は年齢とともに、様々な機能は衰えていってしまうように、年齢とともに皮膚や毛髪にも様々な変化が現れてきます。
例えば、地肌の状態が変化し、地肌にフケやニオイが発生しやすくなったり、敏感肌化したりといった症状です。そういった症状が起きる要因の一つとして、女性ホルモン(エストロゲン)の減少が原因かもしれません
【女性ホルモン(エストロゲン)の減少】
女性ホルモンには、
卵胞ホルモン『エストロゲン』と
黄体ホルモン『プロゲステロン』がありますエストロゲンとは、?
脳の「視床下部」から卵巣に指令を受け分泌されます
女性の体の200以上の代謝に関与し、骨、皮膚、血管の代謝をうながし『美肌ホルモン』とも呼ばれています卵巣から分泌されたエストロゲンは、皮膚の「弾力性」と「保湿性」の維持に働きかけ30代から少しづつ減りはじめ40代になると急激に減少します。
成熟期はコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンが多く若々しさを維持しています
エストロゲンの減少は、
地肌では、弾力性や保湿性の低下を招き
毛髪では、毛包を構成する形態変化や栄養不足から髪質の変化を招く事が推測されています。
『エストロゲン減少のサイン』
・爪が割れやすい→コラーゲンの減少
・アゴにニキビやヒゲがでてきた→女性ホルモンの減少により男性ホルモンの影響がでる
・情緒不安定になりやすい→視床下部が興奮状態になり情動行動が安定しない
・ホットフラッシュと呼ばれる急なほてり→視床下部が興奮状態になり体温調節がうまくいかない・ヒゲが生えてきた
などがあります
エストロゲンの減少は、誰にでも起きる現象で、避けることはできません。
生活習慣からの要因を見直して、対応策をやってみるなど、ご自分で出来ることからやっていきましょう。
『エストロゲンを減らさないような生活習慣』
【血行不良】
エストロゲンは血中に入り体内を巡ります。湯船にしっかりつかり体を芯から温め腰からふくらはぎを中心に体を芯から温めましょう
【ストレス】
ホルモンバランスを安定させるアロマ!香りは視床下部に働きかけ安定させる作用があります【食生活】
ホルモンは体の細胞でしか作ることができません。体内でエストロゲンと似た働きをするものとして「イソフラボン」があります。
イソフラボンはエストロゲンと似た働きをすることから『植物性イソフラボン』とも呼ばれていますその効果はエストロゲンの1/1000~1/10000であり非常に穏やかに体に働きかけますエストロゲンについて少し理解していただけたでしょうか?
いつまでも綺麗でいて頂けるようお手伝いできれば幸いです